子犬のお迎え当日、ご自宅に到着したらすぐに遊ばせるようなことはせず、まずは子犬をハウスで寝かせてあげましょう。
ひと眠りして目を覚ました子犬は今までとは違った環境に戸惑いながらさまざまな反応を見せますが、意外と多いのがハウスの扉を開けても子犬が中から出てこようとしないケース。
これは今自分自身が休んでいた場所、すなわちハウスの中が安心出来る場所であると感じ始めている証拠なので、そんな時は無理にハウスから出さずにそのままハウスで過ごさせてあげましょう。
そうするだけでも夜鳴きの抑制に一定の効果はあります。
そして、もうひとつ避けて欲しいことは、飼い主さんが子犬と一緒の部屋で寝ること。
住宅事情によりやむを得ず寝室にハウスを置かなければならないこともあるかもしれませんが、室内飼育のハウスは可能な限りリビングルームや廊下などに置き、子犬はひとりで寝かせるようにしましょう。
人の気配を感じ取れる場所にハウスを置くと、自分をアピールするために夜鳴きを助長する要因となります。
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また、子犬を迎えてから最初の数日間休暇を取って子犬に付っきりで過ごすことも避けましょう。
新しい環境に変わって不安な中、飼い主さんが一緒に過ごしてあげれば確かに子犬は安心するかもしれませんが、お休みが終われば通常の生活サイクルに戻って結局留守番する生活が待っています。
新しい生活環境に変わったことでただでさえストレスを感じているところに、飼い主さんと一緒の生活からひとりで留守番する生活に変わることでもう一度余計にストレスを与えることになる方が可哀想ですよね…。
それだったら、最初からなるべく普段の生活サイクルに近い状態で子犬を迎えてあげた方が子犬に優しい迎え方と言えるのではないでしょうか?
もちろん、それでも「最初の数日間はやっぱり心配だな…」という気持ちはよく解ります。
子犬のお迎えに合わせて休暇を取ったとしても子犬に付っきり状態で過ごすのではなく、飼い主さんはなるべく別の部屋で過ごすなどして、子犬の様子は時々チェックする程度に留めておくと良いでしょう。
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